〜恋人の定義〜後編
「それって、恋人なんて言わないだろう?」
帰り際に日曜日の予定はと訊かれた俺が清岸寺で爺ちゃんの法事があるからと断ると、類さんは法事なんて午前中で終わるさと笑って、わざわざ俺を寺の門前までバイクで迎えに来てくれた。
見た目のしなやかさとは明らかに違う、意志の強さは青竹のしなやかさに似て、俺を強く惹き付ける。
どこかで、光一朗と類さんを比べている俺がいる。
日曜日の用事はなんなのかとすら訊いてくれない、つれない恋人と・・・・・・
門前横の石段でしばらく腰を下ろしてと話し出した俺に、好きなものを好きだと言い。欲しいものを欲しいと言い。嫌なものは嫌だと言うべきだと類さんは言う。
「好きな人に遠慮してどうするの?」
聞き上手な類さんにいつしか俺と恋人である光一朗との関係をポツリポツリと話すと、そんなのは恋人なんかじゃないじゃないかと一笑されてしまった。
「じゃあ、恋人ってなんなんだよ?」
「まず第一に、お互いが好き合ってること」
類さんは親指を折った。
俺と光一朗・・・まあ、それはそうだよな・・・
「次ぎに、いつも傍にいたいと思うこと」
人差し指が折られた。
いつも傍に?そんなことしたら俺苦しくて、息つまっちまう・・・・
「恋人なんだから当然・・することはしたいと思うだろうし」
ちょっと言葉を濁しながら中指を折った。
・・・・・これはどうなんだ?俺達一回あったきり、お互いがあの話題は避けてるんじゃないか?キ、キスだって・・・数えるほどしかしてねぇし・・・
「相手の行動が気になるし、焼き餅だってやくだろう?」
小首を傾げて薬指を折った。
俺はいつもつまんねぇ焼き餅ばっか妬くけど・・・光一朗は、俺の行動なんか全然気にしてねぇもんな・・・
「最後に、恋は盲目。バカみたいだけどお互いしか見えないのが恋人かな」
お互いに・・・・・それじゃあ、無理だよな、光一朗が盲目になったのは俺にじゃない・・・・やだな・・俺、まだ拘ってたんだ、紳司さんのこと・・・
ほとんど同じ背丈の類さんが俺の真正面からジッと俺を凝視して最後の小指を折り、一度握った拳を目の前で緩やかに開いてみせた。
「幾つ当てはまる?まあ、これはあくまで僕が思うところの『恋人の定義』だけど」
「全滅。お互いが好き合ってるってのだけいけてるかなって思ったけど、考えてるうちにそれもなんだか自信ないや」
「なんだい、やけに弱気だね?」
「そう言う、類さんは?
日曜日に俺なんかといていいわけ?」
俺は石段から飛び降りて尻に付いた砂を両手でパッと払った。
「僕?もちろんさ。
欲しいものは手に入れる。そのためには苦労は厭わないたちでね」
「はぁ?」
「ふふふ。なんか食べにいこうよ。僕のせいで法事のお膳食べ損ねたんだろ?」
横に降り立った類さんが俺の肘にくいっと腕をかけてバイクを置いてある方に引っ張った。
「正臣クンはなにが食べたい?」
「え?ああ、何でも」
「じゃあさ、駅前においしいパスタのお店があるんだ、そこでいい?」
「う、うん」
「じゃあ、決まり」
類さんはヒョイっとバイクに跨ると俺に向かって、予備のメットをポンと投げた。
日曜日の夜、いつもの時間の俺の部屋、NTTの時報より正確な筈なのに、待てど暮らせど光一朗からのTELは入ってこなかった。
「どうしたんだろう・・・・」
俺の指が光一朗へと繋がるボタンの上を彷徨いはするものの、発信ボタンを押すことがどうしてもできない。
光一朗のことだから、きっとはずせない用事があるせいだ。お気楽な学生の俺なんかと違って大人なんだから・・・・・だいたい、毎日掛かって来ることの方が不自然なんだよなきっと・・・・・・
「どうしたの?」
「なに?」
「さっきからずっとぼんやりしてる」
「なんにも、ちょっとここんとこ寝不足だから」
金曜日、勉強が終わった後も、母さんの入れてくれたアイスコーヒーを飲みながら俺は類さんと部屋にいた。
十時までの約束だが、たいていその後三十分ほどはこうして雑談をするのが日課になっていたからだ。
「うん?そう言えば目が少し赤いかな?」
目が赤いのはさっき泣いたせいだ・・・・
二時間前、俺は意を決して光一朗へ電話を掛けたんだ。
『正臣か・・・・なに?』
繋がった途端、聞こえて来たのはゾクリとするほど冷たい声・・・・
液晶に俺のナンバーがディスプレイされるから、俺が一言も発しないうちに、光一朗がそう言った。
「な、なにっ・・・・て・・・・」
俺は二の句が継げずに固まってしまう。
「用がないなら、切ってもいいかな・・・まだ仕事が残ってるんだ」
「あ・・・・忙しいの?だから電話くれなかんったんだ?」
「電話?」
何のことだいとでも言いたげに聞き返されて、俺は完璧に言葉を失った。
暫しの沈黙の後、
「悪いけど、用がないのなら切らせて貰うよ、それじゃあ、正臣・・・・」
プツリと回線が途絶えた後、不覚にも涙が堰を切るように溢れてきた。
もともと、俺には光一朗が何を考えてるのかなんて、さっぱりわかりはしない。
あの、感情をあまり見せない作り物めいた綺麗な仮面の下にある、生身の光一朗なんか、俺には何一つ解っちゃいないんだ・・・・
俺が嫌になったのならそう言えばいい。
俺に飽きたのなら、飽きたって言えばいいだろう?
狡いよ・・・・光一朗・・・・ あんた、卑怯だ・・・・
こんな風に突然・・・・取り憑く島もないじゃないか・・・
「この間話してくれた恋人が原因かな?」
「・・・振られちまったみたい・・・」
「みたいって?」
怪訝そうに類さんの片眉があがる。
「なんか、電話かけてこないし・・・かけたら切られた・・・」
俺の視線は無意識にベッドの宮に置かれた携帯へと向かう。
「正臣クンはまだ好きなんだね?」
類さんの真剣な問いに、俺はコクンと頷いた。
どこが好きなのかとか何故好きなのかと訊かれても、俺は、答えられないような気がするけど、好きなのかと尋ねられれば迷うことなく、そうだと答えることが出来る。
俺は光一朗が・・・・・好きなんだ。
「まいったな・・・・」
類さんが短く笑った。
「確かめておいでよ。僕の告白はその後だな」
「告白?」
「そう、あわよくば、正臣クンがきっちりと振られてくればいいと思ってる、酷い奴なんだよ僕は」
「な、なんで、俺が振られればいいんだよ!!!」
「そうすれば、傷心の君の心を得やすいじゃない」
類さんは冗談ぽく笑っているので、どこまで本気なのか俺には理解しかねたが、
「決着を付けておいでよ、お互いに遠慮して言いたいことも言えない恋人同士なんて恋人なんて呼べないよ」
後は片づけて置くからと、俺の背をドアの方へと押した。
「る、いさん?」
「いい報告を待ってるよ。まあどっちに転んでもいい報告だな、それが僕のためか君のためかは分かんないけど」
最後は自分に言い聞かすように小さな声で類さんが言った。
時刻は既に11時を過ぎているのに、光一朗の部屋の呼び鈴を鳴らしても、ドアの開く気配は全くなかった。
「本当に忙しくて、電話する隙もなかったらどうしよう・・・・・」
ドアの横に膝を抱きかかえて蹲った俺は、改めて俺と光一朗の世界の違いに思いを馳せた。
毎晩8時きっかりにTELを掛けてくること自体かなり奇異な事なのだと、そのために光一朗がどれほどの努力をしてきているかなど、俺ははたしてちゃんと理解してたんだろうか・・・・・
俺だって観たいドラマも音楽番組も見ずに待ってやってるんだからと、今の今まで思ってはいなかっただろうか。
光一朗が部屋からTELしてくることなんかほんの時たまだった。
電話の向こうから雑踏や車の音が、時にはホームのアナウンスが聞こえていたのに、俺は光一朗の優しげな声につけあがって、いつもツンケンとした愛想のなさで・・・・・
もともと俺に惚れてくれてたわけでもなく、偶然俺が紳司さんに似ていた、それだけの事から始まった関係・・・・
そんな俺にいい加減見切りを付けられたとしても、文句は言えない・・・・俺は光一朗の優しさをいつの間にか当たり前だと思っていたんだ・・・・・
俺の間傍でカツンと革靴が乾いた音を立てた。
見上げると、美しい男が無言で俺を見下ろしている。
「光一朗・・・・・」
初めて見る姿だった。
スーツ姿は何度か見てはいるが、いつもとはどこか雰囲気が違う。
いつもはきちんと撫でつけられている髪は乱れていると言うほどでもないがはらりと白皙の額にかかり、幾何学模様のネクタイは無造作に緩められ、アイボリーのカッターのボタンが1つハズされている。
「どうしたの?」
かなりの間が空いたのち言葉を発っしたやけに紅い唇から、微かなアルコールの匂いがした。
「酔ってんのかよ?」
「少し・・・・」
フッと笑みを俺に返して、ドアの鍵を開けた。
「そんなところに座ってないで、中に入りなさい」
ドアに半身を入れた辺りで振り向きざまに、
「それとも、さよならをわざわざ言いに来たのかな?」
ゾッとするような冷ややかな瞳が俺を射た。
「な!」
絶句している俺の前で扉がゆっくりと閉じて行きかけたので俺は慌てて、部屋の中に飛び込んだ。
光一朗は俺に背中を向けたまま、主人の帰宅に喜んで喉を鳴らしてる愛猫のルルを抱き上げて、居間の方へと歩いていく。
「さ、さよならって何なんだよ!」
「別れようって意味だろう。それとも最初から僕達はそんな関係じゃなかったのかも知れないね」
広い背中が俺を頑なに拒むように目の前に立ちはだかっている。
「何いってんだよ?俺、光一朗の言ってることさっぱりわかんねぇ!
ちゃんと日本語しゃべれよ!」
お前は振られたんだよと、心の隅で囁きが聞こえても俺は必死で耳を塞いだ。
光一朗から言われない限り俺は信じない。
お前なんか嫌いだと、言われない限り・・・
「お、俺の事が・・・・嫌いに・・なったのかよ・・・」
情けないほど声が震えて、俺は唇をギュッと噛みしめた。
「僕にそう言って欲しいのかい?」
光一朗が低い声で続けた。
「正臣の気がそれで済むならそう取ればいい。
すまないが、つかれてるんだ帰ってくれ」
ルルをそっと降ろし、傍らにあるボードからブランデーとグラスを取りだしてなみなみと注ぐと、ソファにどさりと腰を下ろした。
「光一朗・・・・・」
光一朗の膝にヒョイッと飛び載ったルルはサファイヤのような紺碧の瞳を俺に向けてニャアンと啼いている。
「言って欲しいって、何だよ・・・・・
俺が光一朗にそんなこと言われたいわけないだろう!」
大股に近づいて俺は叫んだ。
俺の声に驚いたのか、ミャアッとルルが一声啼いた途端、目の前の壁がクルリと反転した。
驚いて瞼を2.3度しばたたかせると、10pほどの至近距離に、光一朗の顔があった。
「僕に、これ以上何を言わせたい?」
いつもは優しい光を浮かべている薄茶の瞳が別人のように冷たく光っている。
「な、何すん・・・・!」
唐突に重ねられた口唇は、今までとは全然違う。身動きできない形に押さえつけられて、口蓋を激しく貪られ、甘いブランデーの香りのせいか頭の芯がクラクラする。
こんなのは・・・光一朗じゃない!
「よ、よせよ!こ、光一朗らしくないことすんなよ!」
狼狽えて叫ぶと、動きを止めた光一朗がジッと俺を見詰めた。
早鐘のように俺の心臓はバクバクいってるが、光一朗も僅かに息を乱し、肩が大きく動いている。
「僕らしい・・・・?」
身体を起こし、短くハッと笑った。
「それは正臣がみていた幻影だよ」
「幻影・・・・て、なにいってるんだよ・・・」
「僕は正臣が欲しかった・・・・・
初めてあったときから、手に入れたいと強く思ったよ。
動機は不純きわまりないもので、正臣に幾ら罵られても仕方はないが、それでもどうしても僕のものにしたかった。
年は離れてるし、まして僕は男だ、正臣に少しでも好いて貰おうとして、僕はできる限り君の意に添うように行動をした。
おかげで、少しずつ、自信も湧いてきた、正臣も僕のことを好きだと言ってくれたし・・・・
一度は・・・僕を受け入れてもくれた・・・・」
「あ、あれは!」
それがあの夜のことだと察した途端、俺は顔から火が出るほど真っ赤になった。
「そうだね、あれはちょっとしたアクシデント、それが証拠に、あれ以来、正臣は部屋に来るのを避けてるからね」
図星をズバリと指されてぐうの音も出ない・・・・・
だって、あの時は必死だったけど、まともな神経で光一朗となんて・・・・・
「結局、正臣を手に入れたと思ったのは僕の浅はかな思い上がりに過ぎなかったんだと気がついたよ。
確かに僕に好意も憧れも感じてはくれてたんだろうけど、恋人にはなれなかった」
寂しそうにニッコリ笑うと、
「素敵な恋人を大事にするんだよ」
俺の頬を指の背でゆっくりと撫で上げた。
「素敵な・・・・恋人?」
「ああ、綺麗な人だね。大学生かい?」
「こ、恋人って・・・・誰の?」
意味が判らずに聞き返すと、
「正臣のに決まってるじゃないか、とぼけるなよ」
光一朗の目元がスッときつくなる。
「ま、待ってよ!何いってんだよ?
とぼけたことを言ってんのは光一朗のほうだ!」
「あんなに楽しそうに笑ってる正臣をみたことなんかないし、夜中に部屋に二人っきりでいるのは恋人だからだろう?」
「部屋?ああ、類さんのこと?」
「僕が電話をしたら邪魔だからと彼に言わせたのは正臣だろう」
淡々とした口調に押さえた怒りが滲んでいる。
「あ・・・・・まさか、あの電話!!!ち、ちがうんだ!」
「僕とのデートを断って、彼と出かけていたくせに、今更僕に何を言わせたい?
僕には正臣だけだと、縋り付いたら、僕のもとにいてるれるのかな?
生憎、そこまで卑屈にはなれないように出来ているんだ。
さあ、もう帰りなさい。
僕の理性がもう一度吹き飛ばないうちに・・・・次は押さえる自信はないからね」
硝子テーブルに置いてあったグラスを持ち上げて光一朗は一気に煽った。
「光一朗は勝手だ・・・・・ なんで、勝手に終わりにしちまうんだよ!
違うって言ってるじゃないか!
いつだってそうだ、俺の話をまともに聞いちゃいない!訊いたふりして頷いてるだけだ!俺が逢えないと言っても、理由すら訊かない、俺の部屋に誰かいて気になるってんなら、乗り込んでこいよ!
『お前になんか渡さない!』くらい言えねぇのかよ!
ほしかっただの、好きだのって口では言ってても、所詮、身代わりの俺なんか本気で相手にしてねぇのは光一朗のほうだ!」
左頬に稲妻が走った。
「あ・・・・す、すまない正臣・・・・」
無意識にひっぱたいたのか自分の右手を驚いたように凝視している。
「なんで・・・叩くんだよ・・・」
叩かれた俺も驚いてひりひりする左頬を押さえた。
「正臣が酷いことを言うからだ・・・・」
「え・・・こ、光一朗・・・?」
初めて見た・・・照れくさそうに睫毛を伏せ拗ねた光一朗の横顔。
「身代わりだなんて、思っていない・・・・・・それならこんなに苦しくなんかならないだろう?
あんな無防備な笑顔を僕以外の奴に見せないでくれ・・・嫉妬で気が狂いそうになるんだ・・・・」
「そんなこと言うなら、俺だっていつも、妬きまくってるよ、光一朗のまわりには綺麗所が手ぐすね引いてるって、姉貴にいつも訊かされて・・・・」
光一朗の腕が俺を優しく引き寄せる。
自分が抱く嫉妬は堪らなく苦いのに、光一朗が俺に向ける嫉妬は何故こんなに甘いんだろう。
「彼女たちはただの同僚だよ。正臣こそ彼とは何でもない?」
「バカやろう・・・・」
恋人の嫉妬より甘い口づけが俺を包み込んだ。
送ると言った光一朗を無理矢理押しとどめて、俺はタクシーで家に戻った。
明日の朝も早い光一朗を少しでも早く休ませたかったし、飲酒運転で事故でも起こしたら大手に勤めてるだけに出世にだって響くだろう。
「で?なぜ、帰ってきたんだい?」
ところが、2時過ぎに帰宅すると部屋にはまだ類さんがいた。
どうやら、俺の無断外泊を母さん達から隠蔽するために部屋に残っていてくれていたらしい。
「その顔を見れば、正臣クンのいい方へ転んだみたいだね」
肩を竦めて残念だな、と続けた。
「まったく、類さん冗談キツイ」
「あっ、首にキスマークついてるよ」
「残念でした、そんなことしてないの」
「ちぇ!つまんなぁい」
「ちょっと、可愛い顔で、そう言うこと言うなよな」
思わずまた顔を見合わせて俺達はゲラゲラ笑いだした。
光一朗には申し訳ないけど、やっぱり俺は類さんのこと好きだな。
だけどやっぱり、光一朗とは比べられない・・・・
「あ・・・も、もしもし」
笑いを含ませたままポケットの中で鳴りだした携帯を耳にあてがう。
『もう着いた?』
「あ、うん。さっき・・・・あっ!」
類さんが俺の脇腹を指先でくすぐる。
『どうかした?』
「な、なんでもない。お休み光一朗」
身を捩りながら、お休みの挨拶をして俺が回線を切る寸前に、
「真壁さ〜ん、勝負はまだ終わってませんからね〜」
類さんが大声で歌うように言った。
「な、何で?なんで、名前知ってるんだよ?」
「この間の電話で彼が名乗ったんだよ。『真壁ですが僕の正臣を出してくれませんか』ってね」
まさに小悪魔の微笑を浮かべて、ニッコリと宣った。
「る、類さん!あ、あんた!」
「悪いね、欲しいものを手に入れるには手段なんか選べない達なんだ」
あんぐりと口を開けている俺の横をひらひらと手を振りながら類さんは『またね』と擦り抜けていった。
ポツンと部屋に残された俺の腕の中で、さっき切ったばかりの携帯電話が再びけたたましくメロディーを奏でだしていた。
〈終わり〉
後編やはり結構長かったですね。。。おおよそ、普段の二話分あります。
頂いたリクとはかなり、内容が違ったような・・・・・・・・正臣に嫉妬して振り回されてとのご所望だったんですが・・・、正臣が類に振り回されてしまったかも〈笑〉
でも、類は結構好きだったりします〈笑〉このどこまでが本気か分からないキャラって使いでがあるんですもの。。。
次ぎに書くのはいつになるか予定は分かりませんけど、またお目に掛かると思います。。では・・・・
そうだ、最後の一行のメロディ・・・・色々考えたんだけど、今一歩しっくりこなくて、何かいい曲ありませんか?